抱っこしてゆらゆらしているのに、パパの腕の中だと赤ちゃんがのけぞって泣く。
代わってもらうとすぐに泣きやむのを見て、自分ではだめなのかと落ち込んでしまう。
寝かしつけを任されるたびに、少しつらくなりますよね。
結論:寝かしつけでパパだと泣くのは、赤ちゃんが「いつもと流れが違う」と感じているからであることが多いです。
パパが嫌われているわけではありません。
毎日同じ手順をパパの担当として続けると、慣れてくることが多いです。
泣かれても、短い時間から交代しながら続けて大丈夫です。
この記事を書いた人:いずっこ編集部(伊豆13市町の子育て窓口を確かめている編集部。
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寝かしつけでパパだと泣くのはなぜ?
寝かしつけでパパだと泣く理由は、多くの場合「いつもの流れと違うこと」への戸惑いです。
においや声、抱っこの高さや揺れ方、部屋の明るさが変わると、赤ちゃんは落ち着きにくくなります。
パパに原因があるのではなく、慣れの差です。
赤ちゃんは「いつもと同じ」で安心する
赤ちゃんは、毎日くり返される手順で「そろそろ寝る時間」と感じるようになります。
いつも寝かしつけをしている人の声やにおい、抱っこの角度は、赤ちゃんにとって眠る合図になっています。
その合図が変わると、眠いのに眠れず、泣いて伝えることがあります。
これは誰が寝かしつけても起こることで、交代したばかりの人なら、ママでも祖父母でも同じです。
時期による理由
| 時期の目安 | 考えられる理由 | 向いている工夫 |
|---|---|---|
| 生後0〜3か月 | 眠りのリズムがまだできていない | 抱っこの揺れをゆっくり一定にする |
| 生後4〜6か月 | 周りの音や光に気づきやすくなる | 部屋を暗くして刺激を減らす |
| 生後7か月〜1歳半ごろ | 人見知りや後追いで、特定の人を求める | 同じ手順を毎日続ける・短時間から交代 |
| 1歳半〜 | 「この人がいい」と言葉や態度で伝える | 絵本など、パパとの寝る前の決まりをつくる |
※時期は一般的な目安で、子どもによって差があります。
「パパだと泣く」時期は、多くの子で一時的なものです。
泣かれたことを、自分の育児がだめなサインだと受け取らなくて大丈夫です。
パパの寝かしつけを続けやすくする工夫
パパの寝かしつけは、手順を毎日同じにすること、部屋の環境を整えること、交代のルールを決めることの3つで続けやすくなります。
最初から1人で寝かせきろうとしなくて大丈夫です。
寝る前の流れをパパの担当にする
お風呂→着替え→絵本→部屋を暗くする、のように寝る前の流れを決め、その一部を毎日パパが担当します。
たとえば「お風呂上がりの着替えと絵本はパパ」と決めると、赤ちゃんはその流れで眠る準備に入るようになります。
平日は帰りが遅い場合、休日の昼寝だけでも続けると慣れていきます。
部屋と抱っこを整える
・部屋は暗めにして、テレビやスマホの光を消す
・室温は暑すぎず寒すぎない程度にする
・抱っこはゆっくり、一定のリズムで揺らす
・声は低めに、同じ言葉をくり返す(「ねんねだよ」など)
・パパの服は、肌ざわりのよい柔らかいものにする
パパの低い声や大きな体は、慣れてくると赤ちゃんにとって安心できる存在になります。
交代のルールを決めておく
「15分泣いたら交代する」のように、時間で区切るルールを家族で決めておくと、パパも相手も追い詰められにくくなります。
交代は失敗ではなく、続けるための作戦です。
交代したあとも、パパは寝室の近くで見守り、次の日にまた挑戦すれば大丈夫です。
寝かしつけは「寝かせきること」より「毎日同じ時間に同じ人が関わること」が大事です。
泣かれた日も、関わったこと自体が積み重ねになります。
日中の過ごし方も眠りに関係する
夜の寝つきは、日中の過ごし方にも左右されます。
朝はカーテンを開けて部屋を明るくし、昼間は外の光にあたる時間をつくると、夜に眠くなるリズムが整いやすいと言われています。
休日にパパが朝の散歩や公園遊びを担当すると、昼間に体を動かす時間が増え、パパと過ごすことにも慣れていきます。
昼寝が長すぎると夜の寝つきが悪くなることもあるので、夕方遅くの昼寝は短めにしてみてください。
寝かしつけの方法を家族でそろえる
寝かしつけの方法が人によって大きく違うと、赤ちゃんは戸惑いやすくなります。
抱っこで寝かせるのか、布団に寝かせて背中をトントンするのか、家族で同じやり方にそろえると慣れやすくなります。
いつも寝かしつけている人に、抱っこの角度や声かけの言葉、部屋の明かりの消し方を聞いておくと参考になります。
子守歌やお気に入りのタオルなど、眠るときの決まった合図を家族で共有するのもよい方法です。
授乳やミルクとの関係
母乳を飲みながら眠るのが習慣になっている赤ちゃんは、授乳ができない人の寝かしつけで泣きやすいことがあります。
その場合は、授乳のあとにパパが抱っこを代わり、眠るまでの最後の部分を担当する方法があります。
ミルクの場合は、寝る前のミルクをパパの担当にするのも一つのやり方です。
どの方法が合うかは赤ちゃんによって違うので、いくつか試しながら家族で決めていけば大丈夫です。
パパの気持ちが折れそうなとき
毎晩泣かれ続けると、自分は向いていないのではと感じることがあります。
そんなときは、寝かしつけ以外の関わり方に目を向けてみてください。
昼間の遊び、お風呂、おむつ替え、散歩など、赤ちゃんが機嫌よく過ごせる時間をパパと増やしていきます。
すると、寝かしつけのときも安心しやすくなります。
「今日は5分だけ抱っこできた」のように、小さな前進を家族で言葉にして伝え合うのも助けになります。
寝かしつけがうまくいかない時期があっても、子どもとの関係が壊れるわけではありません。
夜泣きとの違い
寝かしつけで泣くことと、夜中に何度も起きて泣く夜泣きは、分けて考えると対処しやすくなります。
夜泣きは生後半年ごろから1歳半ごろに多いと言われ、誰があやしても泣きやみにくいことがあります。
夜中の対応を夫婦で交代制にすると、どちらか一方だけが寝不足になるのを防げます。
夜泣きが続いてつらいときは、市町の保健師や子育て支援センターに相談して大丈夫です。
寝かせるときに守りたい安全のこと
寝かしつけで眠ったあと、1歳になるまでは仰向けに寝かせることが大切です。
こども家庭庁は、乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防として、あおむけ寝・できるだけ母乳で育てる・たばこをやめることを勧めています。
安全に寝かせるポイント
・1歳になるまでは、寝かせるときは仰向けにする
・柔らかすぎる布団やまくら、顔のまわりのぬいぐるみは避ける
・大人のベッドで一緒に寝るときは、すき間や落下に気をつける
・家の中でたばこを吸わない
詳しくはこども家庭庁の乳幼児突然死症候群(SIDS)についてで確かめられます(2026年11月確認)。
泣き続けてイライラしたとき
泣きやまない時間が続くと、誰でもイライラしたり、つらくなったりします。
赤ちゃんを強く揺さぶることは、脳に大きな傷を残すおそれがあり、絶対にしてはいけません。
イライラが強いときは、赤ちゃんを安全なベビーベッドなどに仰向けに寝かせて、少しその場を離れて深呼吸してください。
落ち着いてから戻れば大丈夫です。
受診や相談を考えたいとき
いつもと違う泣き方が続く、熱がある、ミルクを飲まない、ぐったりしているなどのときは、寝かしつけの問題ではないことがあります。
迷ったら静岡こども救急電話相談#8000(毎日24時間)、命にかかわるときは119に電話してください。
受診の目安は /byouki/ にまとめています。
寝かしつけを家族で分けるときの目安
| 場面 | 分け方の例 |
|---|---|
| 平日の夜 | 帰宅が早い日はパパ、遅い日は交代 |
| 休日の昼寝 | パパが担当して慣れる練習にする |
| 夜中の授乳・夜泣き | 曜日や時間帯で交代制にする |
| 体調が悪い日 | 元気な方が担当し、無理をしない |
分け方に決まりはありません。
家族の働き方や体力に合わせて、話し合いながら変えていけば大丈夫です。
パパの寝かしつけで使える小さな工夫
・寝る前の絵本は、毎回同じ1冊から始める
・パパの声で同じ歌を毎晩うたう
・寝室に入る前に「おやすみ」のあいさつを家族全員でする
・眠ったあと布団に下ろすときは、背中からではなくおしりから下ろす
小さな決まりごとがいくつかあると、赤ちゃんは「これが始まったら寝る時間」と覚えやすくなります。
子どもが大きくなってからの寝かしつけ
2〜3歳になると、子どもは「ママがいい」「パパがいい」と言葉ではっきり伝えるようになります。
選ばれなかった側は落ち込みやすいですが、その日の気分で変わることも多いものです。
断られた日は無理に代わらず、別の日に絵本を読む役を引き受けるなど、関わり方を変えてみてください。
眠ったあとの見守り
眠ったあとも、しばらくは赤ちゃんの様子が見える場所にいると安心です。
寝入ってすぐは眠りが浅く、布団に下ろした拍子に起きることがあるので、10分ほどは静かに過ごしてください。
今日できること:寝る前の「パパの担当」を1つ決める
今日できる一歩は、寝る前の流れの中で、パパが毎日担当することを1つだけ決めることです。
絵本1冊、着替え、部屋を暗くする、のどれでもかまいません。
小さな担当でも、毎日続けると赤ちゃんにとって「パパがいると寝る時間」という合図になっていきます。
伊豆で相談できるところ
寝かしつけや夜泣き、生活リズムの悩みは、住んでいる市町の保健師や子育て支援センターで相談できます。
パパからの相談も受け付けています。
伊豆の13市町のうち、いくつかを紹介します。
三島市:乳幼児健康相談会(三島市立保健センター)
赤ちゃんの発育や生活リズムを相談できます。
事前予約制です。
三島市 乳幼児健康相談会
伊東市:子育て支援センターへの出張相談会
保健師などが子育て支援センターに出向いて相談を受けます。
相談日は施設によって異なります。
伊東市 母子保健相談・出張相談会
伊豆の国市:オンライン子育て相談
相談フォームから入力すると、希望の方法で回答してもらえます。
夜に悩みを書いておけるのが便利です。
伊豆の国市 オンライン子育て相談
河津町:育児相談(かわづっこひろば)
身体計測、食事相談、育児相談などができます。
河津町 育児相談
熱海市:熱海市親子ふれあいサロン
保育士などが常駐していて、子育て相談(無料・メール相談可)ができます。
平日に利用できます。
熱海市 親子ふれあいサロン
下田市:下田市こども家庭センター(母子保健部門)
市民保健課健康づくり係が、乳幼児の健康や育児の相談を受け付けています。
下田市こども家庭センター
ほかの市町の窓口は /town/ から、相談先のまとめは /soudan/ から探せます。
よくある質問(FAQ)
パパだと泣くのはパパが嫌いだから?
多くの場合、嫌いだからではありません。
いつもと違う声や抱っこに戸惑っているだけのことが多く、同じ手順を続けると慣れていきます。
パパの寝かしつけで泣いたら、すぐ交代した方がいい?
すぐに交代しなくても大丈夫ですが、無理に続ける必要もありません。
「15分泣いたら交代」のように時間を決めておくと、気持ちが楽になります。
パパの寝かしつけはいつから始めるといい?
いつからでも始められます。
生後すぐから寝る前の流れの一部をパパが担当しておくと、人見知りの時期も慣れやすくなります。
パパだと泣くのはいつまで続く?
子どもによって違います。
人見知りや後追いの時期に強くなり、落ち着くと自然に変わることが多いです。
気になるときは市町の保健師に相談してください。
2人目が生まれて、上の子がパパの寝かしつけを嫌がる
下の子が生まれると、上の子が「ママがいい」と強く求めることがあります。
生活の変化への戸惑いであることが多く、パパと上の子の2人の時間を短くてもつくると、少しずつ落ち着くことがあります。
添い寝とベビーベッド、どちらがいい?
家庭によって選び方は違います。
1歳までは、どちらの場合も仰向けに寝かせ、顔のまわりに柔らかい物を置かないことが大切です。
大人のベッドで添い寝するときは、すき間や落下に気をつけてください。
まとめ
寝かしつけでパパだと泣くのは、いつもと違う流れへの戸惑いであることが多く、パパの関わりが足りないからではありません。
寝る前の担当を1つ決めて、毎日続けてみてください。
悩みが続くときは、住んでいる市町の保健師や子育て支援センターに相談できます。
窓口は /soudan/ から探せます。

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